小さく住む家 Web内覧会(1)外観編

まず外観から見ていこう。   南面に深く突き出た軒により、多少大きく見えるが、6.25坪の極小住宅だ。   屋根は、シルバーカラーのガルバリウム波板。安価で施工しやすく、さらに波の部分が通気層になって一石二鳥である。   特徴ある外壁は、杉の赤身板を細かくうろこ状に貼ったシダーシェイク。   板は、3重重ねで雨の侵入を防ぐ。張り方によって色々表情を変... Read More

小さく住む家⑯カーブした外壁を作る

さて、なかなか進まない外壁のシダーシェイクだが、それに加えてもう一つの難関があった。 それが、正面両袖のカーブを切った袖壁である。 これは単なる飾りではない。 屋根を支える重要な構造であり、夏の東・西日を遮る壁にもなる。 ま、カーブしている必要はないのかもしれないが、何故かここは丸くするべきだと感じたのだ。   そんなこんなで、試行錯誤しながら、工事は進む。   深い軒を支... Read More

小さく住む家⑮シダーシェイクを張る

さあ、ようやくお楽しみの外壁工事に取り掛かる時が来た。 以前お施主さんにも手伝っていただいて下準備をした、杉の赤身板を張るのだ。   短く切った板を、重ねて貼っていく。幅はランダムにし、長さも変える。 張り方によってテイストは大きく変わるが、それは実際の施工に当たったこの二人に任せた。     板は、雨が入らないよう、そして釘が見えないようにと、3枚重ねになっている... Read More

小さく住む家⑥ シダーシェイクの準備に掛かる

さて、外壁のシダーシェイクに使うのは、比較的安価に手に入る2m長さの杉板、もちろん赤身である。 それを短く切り、並べてみた。 うん、なかなかいいのではないだろうか。 板の幅が同じではつまらないので、割って、わざとランダムにしてある。 ではこれでいこう、ということで早速準備に掛かる。   まずは、板を削る。 板を削らず張ってもいいのだが、この家では、杉の赤身を綺麗に出したいのと、無塗装... Read More

小さく住む家⑤ 杉で仕上げる家

小さく住む家は、内も外も杉板を張る。   内部は天井から壁、床まで杉板張りにする予定だ。 杉の木はは柔らかく、手の触れるとこに使う素材としては、大変優れている。 何より、木の持つ吸放湿性により、室内の湿度を調整してくれる。 鳥羽の土壁の家 ユーティリティー     そして外部。   外部に張る杉板は、塗装してもいいが、この家では無塗装の予定。 芯材である赤... Read More