伊賀石場建ての家 web内覧会その1
ずいぶん更新をサボってしまい、もうとっくに終わってしまったが、改めて伊賀の石場建て新築について、その後を書いてみたい。 前回の更新はこちら ちなみに設計は、奈良の一級建築士しげぞー氏である。しげぞー氏は、木の家ネットを介して知り合った、伝統構法においては見識の深い頼れる設計士だ。今回の家づくりにあたっては、しげぞー氏を中心に頼れる職人仲間でチームを組んで取り掛からせてもらった。素晴らしい環境の中... Read More
ずいぶん更新をサボってしまい、もうとっくに終わってしまったが、改めて伊賀の石場建て新築について、その後を書いてみたい。 前回の更新はこちら ちなみに設計は、奈良の一級建築士しげぞー氏である。しげぞー氏は、木の家ネットを介して知り合った、伝統構法においては見識の深い頼れる設計士だ。今回の家づくりにあたっては、しげぞー氏を中心に頼れる職人仲間でチームを組んで取り掛からせてもらった。素晴らしい環境の中... Read More
さあ、どんどん行きます。 お次は外壁を張る。 この鳥羽の家で使う外壁材は、杉板だ。 外壁用に、腐りにくい赤身だけで製材されているものである。 杉板の塗装は、もちろんお施主さん担当。 材料にこだわる施主さんは、自然素材だけで塗装できないか調べ、柿渋+松煙というのを探し出してきた。 何と柿渋を作っているお友達がいるとのこと。 その彼のアドバイスを元に、ほんまもんの自然塗料による塗装が始まった。 松煙... Read More
鳥羽の土壁の家、続編。 施主さんが、頑張って塗った荒壁。 施主様ブログはこちら→ 自然と共に 荒壁土が乾いてきたところで、さあやっと大工さんの出番だ。 と、言いたいところだが、実はまだまだ土塗りは続く。 荒壁の上に貫伏せ、そして大直し、というさらなる左官仕事が待っているのだ。 荒壁の状態では、土壁というのはそれほど強くない。そして貫という構造体も見えたまま。 その上にさらに土を塗っていく事によっ... Read More
鳥羽の家、現在もうほとんど完成している。連休中に、施主様セルフビルドの最後の追い込みで、仕上げまでいくのではないだろうか。 さ、話は去年に戻り、建て前が終わったところから始めよう。 建て前が終わり、いよいよ本格的にセルフビルドの始まりだ。土壁は全部セルフビルドだ。 左官屋さんにアドバイスを受けながら、えつり掻き、そして荒壁付けへと進む。 はい、お施主様ご夫婦登場。 基礎工事から始まり、土壁の準... Read More
飛び飛びの投稿ばかりで、読みにくくなってしまい申し訳無い。 これは、鳥羽の土壁の家土壁は大地そのものだ からのつづき、 じゃなかった、新築に古建具を使う方法のつづき。 出来れば、シリーズ通して読んでいただくと分かり易いかと思う。→鳥羽の土壁の家 もりずむの木を使って建てる セミセルフビルドで完成させる 自然素材で作る 土壁を付ける 古建具をリサイズして使う 手刻みで作る さて前回... Read More
《鳥羽の土壁の家 part5》 5.古建具をリサイズして使う これについては、コストダウンの為にこれを選択した。今はベニヤを使った安い建具があるのだが、この家にそんなのは似合わない。 ここの家は内部は全て引戸なので、日本の古建具が利用出来る。引戸は、気密性に欠けるが、開け放しても邪魔にはならないので、開放的な家作りには欠かせない。 うちには、あちこちの古民家から引き揚げてきた古建具が沢山あるので、... Read More
実はもうほぼ完成している、鳥羽の土壁の家。 棟上げの時、お施主様と一緒に棟木を納める建前直後の様子。 このblogで取り上げるのは初めてだが、去年の夏前には上棟している現場だ。 場所は鳥羽市。河口をほんの少し遡った、小高い丘の上にその場所はある。 お施主様との出会いは数年前、NPOもりずむさんからのご紹介だったと記憶している。 ちょうどその時施工していた美... Read More