セルフビルドの勧め

もっかぐらでは、お客様になるべく家作りに参加してもらうようにしています。 その方が、家に愛着も湧くし、何より安く上がります。 今日は一日、セルフビルドの御指導、お手伝いです。 最初の写真は、畳deスタヂオで、ペンキ塗りをする、オーナーのご友人。 二枚目は、ご自宅の床にコルクタイルを張るK様。 . . ... Read More

杉の赤身って強い!

少し前に、補修させていただいたウッドフェンス。 実はこのフェンス、7~8年前に作らせていただいたものです。 その時白く塗装。 それ以来なにもメンテナンスぜず、雨ざらしですが、 ペンキは剥がれていてきているものの、 ほとんど痛みなしで、改めて赤身の強さを実感! (赤身とは、木の年輪に近いところの芯材のことです) 今回は、車がぶつかりこわれたのでその部分を新しく作り直しました。 このままの無垢の色も素... Read More

新築工事が始まります。

場所は、自宅のすぐ近く、歩いて1分ぐらいのところです。 お客様は、自分の中学時代の友人! 数年前から相談を受けていたのですが、このたびついに念願の家作りが始まることとなりました。 友人とそのファミリーの人生一大イベントである〝家を建てる〟ことに、 関わることが出来てとても光栄です。   ・ 先日の地鎮祭の様子   ・   今回のおうちは、外周に土壁を付けます。 さ... Read More

熱気を抜く

畳de事務所プロジェクトの経過報告です。 先日施工した、もっかぐらオリジナル棟換気の工夫 少し分かりづらいですが、スレート波を利用し、雨が入りにくく、 小屋裏の熱気が逃げるようになっています。 いくら屋根断熱をしても小屋裏換気が出来てないと、 熱は断熱材(この場合は古畳)を暖め、下まで伝わります。 この換気口を設けて、始めて屋根断熱の完成です。 一方、屋根下の室内、棟に近い上部。 電気に頼らな... Read More

畳de事務所 第3期工事

リユース(再利用)と、ローコスト(低価格)を追及した、〝畳de事務所〟プロジェクト。 写真師松原豊氏の事務所兼スタヂオを、施工するに当たり、 処分される古畳を再利用して、 そのまま断熱材兼、仕上げ材としてつかってしまおうというものです。 ・ 今回は、‘撮影スタヂオ’の部分を施工しています。 前回、スレートの天井面に畳をはったのですが、 撮影スタヂオとして使うという松原氏の意向を受けて、 その畳を全... Read More

大工、石を並べる

久しぶりの更新! ここ最近の工房の様子を少しづつ書こうと思います。 今日お伝えするのは、先日お引き渡しになったA様邸の外構工事。 奥に見えている階段は、解体してきた民家の礎石を利用。ごろごろころがっている玉石は、この家を建てる前の畑にあったもの。おそらく昔あった石積みを崩した残りと思われます。 昨日・今日は、この玉石を利用して、庭の植栽スペースを囲うように並べました。大小様々な形の石を揃えて並べる... Read More

明かり灯る

現在施工中のA様邸。26日のお引き渡しに向けて急ピッチで最後の仕上げ中です。今日、電気が付きました。現場見学をご希望の方はご案内致します。高橋までご連絡下さい。→携帯090-3385-2706 メール 東日本大震災について 被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。 このような大きな災害が日本で起こったことがいまだに信じられません。地震があってから、自分たちも心休まる日がありません。地震... Read More

引き渡し期日も迫り・・

現在施工中のA様邸。 足場も取れ、すっきりしました。 外壁は、ガルバリウム鋼板の角波張りと、一部板張りとしました。 前面の板張り部は、杉赤板の‘南京下見板張り’。 施工は手間が掛かりますが、仕上がりが陰影深くて好きなので、多用しています。 前面の2階部分は、木製のベランダを取り付ける予定です。 完成期日も間近にせまり、 現在は、内装の木工事の仕上げ段階です。 現場は連日、残業の毎日・・ 大工... Read More

高橋建築工房が「木神楽」に変わりました

今年(2011年)は、自分自身が本厄です。 またこの2月で、父の跡を継ぎ工房を立ち上げてから13年目を迎えます。 この節目に、心機一転、これからの家作りに取り組みたいとの気持ちを込めて、 屋号を変えることにしました。 木神楽と書いて、‘もっかぐら’と読みます。 日々の暮らし、毎日の仕事を神様に感謝し、過ごしたいとの願い、 そして、自分たち大工の晴れ舞台である建て前を お神楽を舞うことに例え、木を... Read More

片流れ屋根の利点

現在施工中のA様邸。 2階部分は片流れ屋根となっています。 将来、太陽光発電を載せるかもしれない・・ということで、 南向きの屋根面積を広くするためにこうなりました。 今までは、雨仕舞が難しそうだし、 外観のバランスもうまくいかない気がして、片流れというのは、自分の設計ではやってこなかったのですが・・ 今回やってみて、 「なかなかいい!」 と思うようになりました。 まず、何よりロフトスペースが広く... Read More

外壁完成!

現在、津市南部にて新築中の、A様邸の現場をご報告します。 足場をとるのが楽しみ・・ 一番最初に、お客様からご相談があってからやがて2年経ちます・・ お仕事がお忙しいお客様と、またのんびりした自分のペースにより、 ご提案やお見積りなど打ち合わせに、1年ほど掛かりました。 いつも、お客様をお待たせして申し訳ないです。 これからは、何事も迅速に対応していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしま... Read More

鬼瓦作り体験してきました

やっぱり物作りって面白い! 今日(29日)は、建築士会の交流会で奈良へ向かいました。 まずは平城宮跡の見学です。 復元された大極殿。すごく大きな建物です。 材料は、すべて国産の桧を使っているそうです。 柱は槍鉋で仕上げられていました。 なんとこの建物、地下に免震装置を備えています。 そして次に伺ったのが、今回楽しみにしていた山本瓦工業さん。 ここは文化財のお寺などの瓦を作り、そして瓦葺き工... Read More

断熱材不足解消の切り札?!

一部で反響を呼んでいる、 古畳を使ったワークショップ ‘畳de事務所’が、静かな広がりを見せています。 御存じのとおり、現在、メーカーの省エネ等級への生産の切り替え、 住宅エコポイントによる需要増、などにより、 グラスウールを始めとする断熱材が手に入りにくくなっています。 こんな時、知人に勧めたのが古畳を使った、畳断熱材。  古畳の畳表を剥がして、純粋に断熱材として使います。 写真の例は... Read More

丈夫な家を作りたい

兵庫県三木市のE-ディフェンスにて3週に渡って行われた、伝統構法の実大振動実験も、今日が最後。 正月明けから合計5日間、自分は、1作業員としての参加でしたが、 間近で実験を見られ、たいへん貴重な体験となりました。 今日、入力されたのは、あの16年前の兵庫県南部地震の神戸の揺れを再現したものでした。 このほんの一瞬の揺れで、6000人もの人が亡くなったと思うと、とても恐ろしく感じました。 どんな構... Read More

今年もよろしくお願いします

新年明けましておめでとうございます。 昨年は‘畳de事務所’の施工、オープンハウスイベントをきっかけに いろいろな方と出会って、またお声も掛けていただき、ありがとうございました。 古畳を使った‘畳de事務所’も、新たな展開もあり、また古民家の再生など、 今年は盛りだくさんな一年になりそうです。 工房にも新たなメンバーも加わり、より一層、 精魂こめた家つくりを行いたいと考えています。 本年も高橋建築... Read More