軽トラキャンパーを作った、の巻

《スモールハウス Part2》 これ、今頃書いてますが、3年も前の話。 スモールハウスと同じく熱い視線を向けていたキャンピングカー。そしてそれをを作ることになったのは、数年前のこと。僕たちが隊員として活動するサルシカ隊だった。 隊長はじめ、サルシカ隊員の間でも話題のキャンピングカー、しかし通常は高くて手が出ない。それをリーズナブルでお手軽な軽トラキャンパーにして、うまくいけば販売しようということに... Read More

速報、古材レスキュー隊出動する

それは、とある日の夕方、一本の電話から始まる。 「高橋くん?あたしよあたし!設計の大森よ」 電話の主は、この三重県の設計業界の重鎮、知る人ぞ知る大森設計室主宰の大森女史。 ここで少し、大森女史の説明をしよう。あ、興味無い方は読み飛ばして貰ってオッケー。彼女は、当然の事ながらこだわりの家を設計し、さらには家の設計だけでは飽き足らず、「みえもん」という三重の木を使ったオリジナルブランドを立ち上げたり... Read More

手巻き式の掛け時計

これは、お客さんと建具を買いに行った、東京の古建具屋さんで見付けたもの。 そこは、ひでしな商店 といって、全国から古建具を集めて販売している。ネット販売でもお店に行ってもオッケーだ。 ちなみに、そこの古建具の管理がしっかりしていて、全ての在庫の写真と寸法を取り、No.を付けて、どんな在庫の建具があるか直ぐに分かるようになっている。これは是非取り入れたい。 とにかくそこで見付けて、割安で手に入れたこ... Read More

新築に古建具を使う方法

《鳥羽の土壁の家 part5》 5.古建具をリサイズして使う これについては、コストダウンの為にこれを選択した。今はベニヤを使った安い建具があるのだが、この家にそんなのは似合わない。 ここの家は内部は全て引戸なので、日本の古建具が利用出来る。引戸は、気密性に欠けるが、開け放しても邪魔にはならないので、開放的な家作りには欠かせない。 うちには、あちこちの古民家から引き揚げてきた古建具が沢山あるので、... Read More

土壁は、大地そのものだ

《鳥羽の土壁の家 part4》 鳥羽の家の特長、昨日の続き もりずむの木を使って建てる セミセルフビルドで完成させる 自然素材で作る 土壁を付ける 古建具をリサイズして使う 手刻みで作る 4の土壁について。     自然素材でなるべく建材も使わないで作る、ということから、自然と土壁を付けようということになったんだと思う。 木神楽では、新築の場合、土壁の家の割合が多い。一体... Read More

もりずむの木で建てる家

《鳥羽の土壁の家 part3》 さて、鳥羽の土壁の家作りの特長をここにあげる。 もりずむの木を使って建てる セミセルフビルドで完成させる 自然素材で作る 土壁を付ける 古建具をリサイズして使う 手刻みで作る 1番から順に説明。   1、お施主さんは、林業関係のお仕事をされていて、山のことには詳しい。そこで、美杉町の林業家、三浦さんと知り合い、そこの木を絶対使って家を建てる、と決めたそ... Read More

鳥羽の家を設計する

さて、鳥羽の土壁の家を設計するべく、現地にて打合せに行く。これもう2年くらい前の話し。 土地は、小高い丘の上。 平らで広々とし日当たり良好、後の調査で地盤も強固だということも分かった、中々良い場所だ。 またこれも後で判明するのだが、非常に風の良く当たる場所。(作業中も板とかの材料が吹き飛ばされるくらい) これについては、台風とかの雨が良く当たる反面、良く乾燥するだろうから、家も長持ちするだろうと思... Read More

火星に土壁の家を建てる

御報告が遅れましたが、NASUと共同で行う、「木神楽house イン火星」プロジェクトが決定となりました。   《この投稿は、エイプリルフールネタです。あしからずご了承下さい。》 NASAが、2030年に有人火星探査を計画しているのはご存知の通りですが、当然火星探査基地ともなるべきものも計画されています。 そこは、ひとつの街の様なものになるのですが、その中の一つに、木神楽プロデュースの... Read More

漆喰壁に落書き

久しぶりに落書き塗り絵をした。自分はきちっとした絵は描けず、いつも適当に引きたい線を引いて、その時塗りたい色を塗るだけ。ほとんど落書きに近いので、勝手に落書き塗り絵と名付けている。 キャンパスは、改修中の古民家の漆喰壁。 施主様に冗談半分で、落書きしてもいいですかと聞いたら、オッケーを頂いたので、施主様の気が変わらないうちに、さっさと描いてきた。日曜の夕方に行ったら夕ご飯まで出してくれたので、夜な... Read More

松阪の土壁の家 つづき

随分と間が空いてしまったが、松阪の土壁と石場建ての家のつづきを書く。 前回は、ヨイトマケが済んだとこまでだったはず。 そしてこの様な、石を並べた基礎が出来上がった。どう見ても遺跡の様。これは、去年の4月頃の写真。 (因みに、現場は去年の秋に完成し、国産薪ストーブも付いて、お客様が暮らし始めてます。) さて此処からが、大工達の腕の見せ所。石場建てと言って、柱をまず石に建てる構造。当然、通常とは全然... Read More

鳥羽で建てている土壁の家

実はもうほぼ完成している、鳥羽の土壁の家。   棟上げの時、お施主様と一緒に棟木を納める建前直後の様子。     このblogで取り上げるのは初めてだが、去年の夏前には上棟している現場だ。 場所は鳥羽市。河口をほんの少し遡った、小高い丘の上にその場所はある。 お施主様との出会いは数年前、NPOもりずむさんからのご紹介だったと記憶している。 ちょうどその時施工していた美... Read More

家作りにあまり関係ない話

家作りにあまり関係ない話とか、カホンワークショップの話などは、別blogで書いていたのだが、あちこちあってもややこしいし、管理も大変なので、この会社のblogに統一することにした。 統一しても、家作りの事、カホンの事、その他日常などに分けて使えることが分かったからでもある。 この木神楽のサイトは、WordPressというブログソフトウェアを使っていて、その中でカテゴリー分けすることにより、別々に表... Read More

スモールハウス計画中

スモールハウス、またの名はタイニーハウスとも呼ぶ。 タイニーハウスとは、「小さな家」という意味です。 普通の家なら、30坪なり50坪の床面積がありますが、スモールハウスは、10坪もしくはそれ以下の面積。 そしてその中に、お風呂やトイレの水回り、そして寝室まで全て兼ね備えているわけです。 物が溢れている今の世の中、自分の持ち物を極限まで減らして、シンプルに生きる為の家です。 シンプルに生きることは、... Read More

白山町で古民家リフォーム

白山町で行なっている古民家リフォーム。 水回りを中心に改装しています。 ここでも施主様施工の部分は大きく、リフォーム前の解体、電気工事、そして土壁は竹を切って来て、えつりを掻くところからやって貰いました。 ちなみに耐震性能は、限界耐力計算で確認し、必要な壁量を土壁で付けています。 メインとなるのは、キッチン。 パントリーを増設し、カウンター型のキッチンは、和風の水屋箪笥をイメージして、杉と檜で製... Read More

今年も木と土の家を創ります

新年明けましておめでとうございます。   木神楽では、在来構法・伝統構法の木の家づくりを手掛けています。 三重の木・土壁など、自然素材で仕上げます。 腕のいい大工・左官職人を中心に、永く持つ丈夫な家、そして永く愛されるデザインにこだわります。 古い家づくりをそのまま受け継ぐのではなく、 そして時にはこだわりにこだわらず、常に新しいものを「創り出す」気持ちで取り組みます。   本... Read More