今年(2011年)は、自分自身が本厄です。
またこの2月で、父の跡を継ぎ工房を立ち上げてから13年目を迎えます。
この節目に、心機一転、これからの家作りに取り組みたいとの気持ちを込めて、
屋号を変えることにしました。
木神楽と書いて、‘もっかぐら’と読みます。
日々の暮らし、毎日の仕事を神様に感謝し、過ごしたいとの願い、
そして、自分たち大工の晴れ舞台である建て前を
お神楽を舞うことに例え、木を扱う自分たちの仕事と合わせ、名付けました。
あなにえし木の住まい、とは、
古代の言葉で、「ああなんと素晴らしい木の住まいよ」
という意味です。
自分が作っていて、木の家って本当に素晴らしいものだと感じます。
そんな気持ちをもっと多くの人と共有したい、
そして、素晴らしいといってもらえる仕事をしていきたいと、思います。
2011年2月