内覧会続編、リビングから。
ウッドデッキに面したダイニング・リビングスペース。
ここは5畳大の広さ。天井が高くなった部分にはロフトが乗る。
いつも使う可動式の棚。
キッチンは、考えに考えた末の、超シンプルなカタチ。
いかにコストを掛けず、しかし使い勝手よく、カッコよく作れるか。
実際は、結構コストが掛かった。
物が片付くよう棚も配置。見せる収納が基本となっている。
キッチンの反対側、ロフトの下にあるのが寝室スペースになる。
ここは、約2畳大ある。
スノコで床を上げて、その下は収納スペース、足元はクローゼットだ。
古建具の簾戸を閉めると、風は通すが適度に視線を遮ることができる。
ここも、広すぎず狭すぎず、快適である。
そして、梯子を上がればロフトスペース。
普段使わないものを上げておいたり、お客さんが来た時には、臨時の就寝スペースとしても利用可能。
尚、ここはほとんどの構造材を、柱材である105角を使って組み上げた。
それは、いかに構造をシンプルにし、同じ材料で作ることによるコストダウンを考えてのこと。
このロフトの梁も、105角を二重に重ねた複合梁となっている。
つゞく