この家の建築準備が始まったのは、昨年、2017年7月のことだ。
場所は、伊賀のとある山間部。
周りを雑木林に取り囲まれ、とても自然豊かな環境である。
我々が行った時には、すでに集落の奥の山が造成され、いつでも建てられるように、平地が出来上がっていた。
10時の休憩場所を作ると、そこはまるでリゾート。
すぐ横には小さな池というか沼があり、そこにはモリアオガエルが住んでいるらしい。
建築予定地にあった野鳥の巣。
池のほとりで昼寝をする職人。
この日はなんてったって暑かったのだ。
さてそこで我々がまずやったのは、荒壁土を寝かす事だ。
土壁の家づくりでは、基礎をするよりも契約をするよりも早く、現場で土を寝かす。
そして土壁作りを担当するのは、この二人。香川からやって来たkenちゃんと、左官の親方K山氏。
土を入れる場所を作り、そこに泥コン屋さん登場。
つゞく