さて、外壁のシダーシェイクに使うのは、比較的安価に手に入る2m長さの杉板、もちろん赤身である。
それを短く切り、並べてみた。
うん、なかなかいいのではないだろうか。
板の幅が同じではつまらないので、割って、わざとランダムにしてある。
ではこれでいこう、ということで早速準備に掛かる。
まずは、板を削る。
板を削らず張ってもいいのだが、この家では、杉の赤身を綺麗に出したいのと、無塗装なので、雨弾きのことを考え、表面を削ることにした。
削っているのはお施主さんだ。
限られた予算内で少しでもいい家づくりをする為、お施主さんといえども、ばんばん働いてもらう。
作業は、自動カンナに通すだけなので、簡単ではあるが、とにかく枚数が多いので大変である。
うちのスタッフもお手伝いし、1日がかりでおよそ60坪分の板を削った。
そして次の行程は、この板を短く切っていくのだが、これはまた次回、お施主さんが休みの日に来てもらって行う予定である。