現在、造作工事に入っている〝雨降りを楽しむ家〟の経過報告。
随分、更新をさぼっているので現場はどんどん進んでいますが。
工程順にご紹介したいと思います。
土壁も無事塗り終えました。
外周まわりに荒壁をつけ、外側のみ大直しをしました。
大直しとは、荒壁の上にもう一度砂・細かいスサを混ぜた土を塗ることです。
大直しをすることで荒壁の隙間を埋め、隙間風を防ぎ、耐力・蓄熱、蓄冷性能を高めます。
屋根はガルバリウム鋼板の立て平葺き。
屋根面の断熱は、30mm野地板+畳ボード50mm+通気層45mm。
畳ボードは、古畳を再利用したもの。工房で、巾を落とし、縁・表を取り除いた
通気層には、もちろん上部と下部にそれぞれ吸排気口を設けています。
サッシを取り付け。
理想は木製建具ですが、工期・予算を考え、アルミサッシを。
玄関ドアと、玄関横のはめ殺し窓は、木で作ります。
秋の乾燥した天気のおかげで、荒壁もすぐ乾き、大工工事に入っています。