どうデザインするか
いつも悩むこと、それはどうデザインするか、だ。デザインとは意匠のことだが、それだけでなく、その構造強度、長持ちするのか、そしてメンテナンスのし易さは?なども含めて考えなければならないのだ。
さて、前回の続きで、同じお宅の塀修理の様子。これも強風で倒れた塀である。
この塀は掘っ立てであった。掘っ立てでは長持ちしないので、今度は根元部分の基礎作りから始める。
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束石を据える
コンクリートの束石じゃあ雰囲気が台無しなので、ここでは石屋さんで加工してもらった束石を据え付けた。真ん中に飛び出してるボルトは、柱を固定するためのもの。
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この塀は、竹と杉板で作ることとなった。どれくらいの太さの竹を使うか、どんなバランスで作るかはずいぶん悩んだところ。
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現場で組み立てる
工房で刻んだ柱を組み立てる。倒れないように後ろには控え柱を設けた。材料は杉の赤身材に、プラネットカラーを塗装したもの。
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そして完成。
杉板と竹は、真鍮釘で留めてある。笠木部分は板金被せ。
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