古民家は日本の原風景を支える貴重な財産である。しかし現在空き家が増え、雨漏りにより大きく屋根が崩れてしまった古民家を良く見かける。そうなってしまうと、もう解体するしか選択はなくなるのだ。
雨漏りさせないこと
そのためには、当然ながら雨漏りに気を付けることだ。雨漏りがほんの少しに見えても決して油断してはならない。雨漏りは木材を腐食させるだけでなく、その湿った木材を食べにシロアリがやって来てくるからだ。
空き家になっていると、どうしても目が届かなくなり、雨漏りに気付きにくくなってしまう。屋根は定期的に信頼できる屋根業者に点検を頼み、割れた瓦などを早めに交換しておくことだ。
それでも雨は漏る
そんな点検済みの屋根でも雨が漏ることがある。それを実例を挙げて見てみよう。
築70〜100年ほどの古民家
このお家は別荘として使われていて、普段は住まわれていない。実はうちで3年前に別の箇所の雨漏りを直し、屋根部分は総点検させていただいた。しかし今回また別のところで雨漏りが判明したのだ。
果たして、雨漏りの原因は何なのだろうか。
その答えは次回にお伝えしたい。
つゞく
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