さて、壁土の準備は整いつつあったが、現場では、もう一つの重要なミッションが進行する。
それは地盤調査。
家を建てる前に、まずそこの地盤がどうだかを調べる。それによって、基礎の設計などが変わってくる。
行うのは、スウェーデン式サウンディング試験。
いつもは、地盤調査会社に頼むのだが、今回は自分達でやる。
試験機は、大工仲間の住匠工房宮崎M崎さんからお借りした。
高価な機器で普通は持っていないが、こだわり変態大工なM崎さんは色々珍しい道具や機械を持っているのだ。
そしてまずは組み立て。
構造は非常にシンプル。先の尖ったキリが回転して、そこに重りが載るようになっている。
そして、その回転数と入った深さを記録していく。それによって、地盤の強度を計算するのだ。
結果。
地山を削った土地であることから予想はしていたが、とにかく固い地盤であることが判明。
ここなら、安心して家を建てられる。
そして、いよいよsigezo氏の基礎設計が本格化する。
つゞく