さて、厨房機器も搬入され、2月あたまにお店はオープンすることになる。
さあ、ここでは完成した店内をご案内。
まずは、お店の外観。
ここはビルのテナント、スペースは限られている。そこを生かすべくデザインは慎重に。
オーナーの希望イメージを睨みながら、なるべくシンプルに、そして外から中が見通せる窓と扉の配置にする。
外壁は、モルタルにペンキを塗装。格安でできる工法である。
大きめのfix窓は、割れないように厚さ8mmものガラス。
入り口扉は、解体前のここに付いていた引き戸を再利用。
板を張り替えたり、寸法を変えたり、色を塗ったりと手を掛けたら、見違えるようにいい雰囲気になった。
お店のロゴは、デザイン業を営むオーナー様(兄)制作。
この看板も、余った材料でオーナーが自作する。
入り口扉の取っ手は、鳥羽の現場でも使ったサルスベリの枝を利用。
そして、その扉を開けると、まず目に飛び込んで来るカウンター。
このカウンターも、こういう雰囲気でこういうデザインにしたい、というオーナーの強い希望があって形にしたものだ。
天板は、ガルバリウムの無塗装板、腰板はチップボード。高価な材料ではないが、センス良くまとまったと思う。
こちらのロゴとそれを照らす照明はオーナー制作。
このカウンターも、実は前のお店の棚を再利用したものだ。
前のお店に付いていた吊り戸棚を外し、それを適当な大きさにカット、そこにチップボードと天板を張って製作したのだ。
つづく