注)この現場は2015年秋に竣工済
完成したスモール店舗は、早速竣工写真の撮影である。
以前は、竣工写真を自分で撮影しようと、カメラ機材などを買ったりしていたが、やはりプロの写真には敵わないということが判明。
新築の写真は、基本、プロカメラマンにお願いしている。
建築写真専門のカメラマンが撮る
今回、撮影をお願いしたのは、津市在住のフォトグラファー加納氏。
→ 加納フォト
建築の竣工写真を主な撮影対象としているが、最近はイベント・コンサートの撮影なども手掛けている彼。
加納氏近影 鳥羽の土壁の家
津市在住の加納氏とは、NPOサルシカの活動を通して知り合う。
彼は、いつも、メッシュのベスト(恐らく撮影機材の小物が入っている)を着込み、ハンチング帽がトレードマークの、ダンディーな紳士である。
向かって一番右端に写っているのが加納氏。
他の人よりサイズが大きく見えるのは、広角レンズのゆがみによるものだが、人並み以上の大きさであることには違いない。
履いている靴のサイズが、30cmはゆうに超えていることからも、どれだけでかいかよく分かる。
撮影時には、こんなポーズも取る、見かけによらずお茶目な加納氏。
彼の得意とするのは、広角レンズを生かしたダイナミックなアングルと、ライティングを駆使した夜間撮影である。
ダイナミック&ドラマティックな写真
彼が撮ると、どんな風景も、ドラマティックに写る。
夜間の撮影でも、彼が撮ると昼のように明るくなる。
これなども、実際は真っ暗の中での撮影だったが、くっきり町並みや空が写っている。
そして何と言っても撮影時のライティング抜きには、加納カメラマンを語れないであろう。
これなどは、ライティングの賜物で、竹小舞を活かした素敵な写真に仕上がっている。
同じく、竹小舞の写真。もうこれでひとつのアート作品ではないだろうか。
これなどは、もう何が何だか訳が分からないが、とにかくカッコイイことには違いない。
それでは、次回は、こんなダイナミックでダンディーな加納氏の写真で、完成したスモールな珈琲店を振り返ってみよう。