鳥羽の家ご紹介もいよいよ最終章。
ユーティリティー
脱衣所、洗面、トイレがリズム良く並ぶスペース。間仕切りはもちろん古建具の再利用。
壁の板張りは旦那さん施工。こういう狭い場所は、壁に体や物が当たり易いので、板張りだと使い易い。
ゲストルーム
天井すぐ上は屋根だが、断熱材と通気層が取ってあり、通気窓も十分あるので、暑くはならないはず。
照明
この家の電灯は、施主さんが全てチョイスした。
幾つかのもりずむ製作のもの以外は、ほとんど全て笠松電機製作所の器具だ。
笠松電機は、昔ながらの、船舶照明・電柱に付ける傘付き照明などを、製作販売している。
無骨なデザインながら、そのしっかりとした作り、素材感、そしてリーズナブルさから、一部のコアなファンからは根強い人気のあるメーカーである。もちろん私もそのファンのひとりだ。
今回、また新たに笠松電機ファンが増えて嬉しい限りである。
薪ストーブ
最後に御紹介するのは、この家の顔でもあるストーブ。
岐阜の鋳鉄メーカー、株式会社岡本が製作している、針葉樹も燃やせる薪ストーブAGNI。
施主さんは、岐阜まで行き、その現物を見、製作ポリシーを聞いて購入を決断したという。
冬になるのが何とも待ち遠しい。
以上で、鳥羽の家の御紹介は終了だ。
更に詳しく知りたい方は、直接ご連絡いただきたい。
ただ、施主さんはもう住む準備を進めているので、現場をご案内出来るかどうかは分からない。