そもそも話。
今日は何で自分が大工になったのか、何で工務店を経営しているのかを書こう。
父親が大工だった
そう、大工になったのは、一言で言うと父親が大工だったから。
小さい時から、自分は大工になるもんだとずっと思っていたのだ。
だから高校へ行く時も工業高校の建築科を選ぶ。
そして、卒業と同時に、大工の見習いを始めた。
仕事を習ったのは、隣町で工務店を経営している大工さんだ。
その親方は、地元の入母屋造りの立派な家を1年間に1〜2軒建てるペースだった。
そこでは、市場で丸太を仕入れ、製材して柱にするところから始める。
ゼロからの家作りを学ぶ、良い場所であった。
そこで、約6年の修行のち、父親の大工仕事を手伝い始めることになる。
そして数年のちに代替わりして、法人にしたのだ。
会社をつくる
ちなみに、大して仕事もないのに、法人を立ち上げる必要があったのかどうかは、あまり問題ではない。
会社を作りたかったから作った、ただそれだけなのだ。
その時、お金は無く、時間はたくさんあったので、会社の作り方マニュアルみたいな本を買って、自分で登記する。
でも会社にしたからといって、仕事が増えるわけではない。
最初は、父親の代からのお客さんや、トイレリフォーム専門とか色々と経験させてもらう。
つづく