2012年8月2日 日本の夏の住まいかた この日は、四日市市の旧家へ職人と二人で建具調整に伺いました。 【夏の間だけ入れる「簾戸」】 簾戸とは、板や障子の代わりに、葦が嵌め込まれた建具のこと。閉めていても風を通し、見た目も涼しげ。 永年、蔵に仕舞いこまれていた、この建具を、垂れてきた鴨居に入るよう、削り合わせ、嵌め込みました。 服の衣替えと同じように、季節に応じてしつらいを変える..日本家屋の素晴らしい住まい方だと感じました。 高橋一浩 大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。