すべてをほどほどに

毎月第一土曜は、みえ木造塾の講義日。

昨日の講義は、私も参加する木の家ネットに所属する、すまい塾古川設計室の古川保さんでした。

 

 

冒頭の言葉は、古川さんが発した、住宅作りにおいての指標。

すべてにおいて完璧を目指すのではなく、実はほどほどにやるのがいいんだ、と。

 

多くの伝統的な住宅を設計されてきた古川さんは、伝統構法の論客としても、色々な場で活躍されています。

原発の話、 太陽光発電、オール電化について、日本の山のこと、そして木のこと、

世間では常識と思われていることの裏側、本質を見抜こうとするとても面白い話でした。

 

またあらためて、古川さんのホームページを読んで勉強したいと思います。

 

 

 

 

 

写真は、数年前に、大工仲間と移築した大きな土蔵の解体時の様子。

 

 

大工歴30年、小さな工務店社長が綴る独断と偏見のBlog。 《木神楽》青山高原の麓に工房を構え、木と土の家・古民家再生・タイニーハウスなどを主に手掛ける。お役に立てることがあれば、何でもご相談を。