「畳で事務所」プロジェクトの現況報告です。
使用する畳がぜんぜん足らなくなったので、解体屋さんで譲ってもらいました。
倉庫内で、何千枚と積み上がる畳。
これらの廃棄物をもっと有効活用できないものでしょうか・・
有効活用しましょう!ということでもらってきたのは、その中から程度の良い
スタイロ畳80枚。
この解体屋さんからは、前に紹介させていただいた古建具もいただいてきました。
そして、畳の壁の出来上がり。
普段は床にあるものが壁にあるのは、何だか変な感じ・・
しかし、オーナーの松原氏はなかなかのお気に入りです。
ここでは、 「三重の木」利用推進協議会さん、美里雑学大学さんの後援を受けて、
3月末にオープンハウスならぬ、オープンオフィスを開くことになりました。
その場で、このプロジェクトの趣旨説明、建築・リユース・三重の木についての公開討論などを行いたいと思っています。
詳しくは、また後ほどご案内します。
現在、「畳で事務所」プロジェクトは一旦中断しています。
松原氏がこの月に開く写真展の準備をここで行っています。
写真展が終わってから、再度、残りの天井・床などの工事に入ります。
松原氏の「村の記憶」写真展は、
三重県立美術館の県民ギャラリーで、3月18日~22日の間催されます。
「村の記憶」は、松原氏が、数年を掛けて撮り続けている、ライフワークというべきものです。
他人の撮らない、普段みながあまり気に掛けない、しかし素朴、味わい深い、年月を経た重みを写真に残す作業、といったところでしょうか。
興味のある方はぜひ一度足をお運び下さい。
案内はこちら ⇒「村の記憶」